Finatextが提供するSaaS型デジタル保険サービス「Inspire」を明治安田損保が採用


Finatextの「Inspire」とは?
Finatextが提供する「Inspire」は、保険業務に必要な機能をワンストップで提供するSaaS型デジタル保険サービスです。2020年から提供が開始され、すでに大手損害保険会社を含む10社の保険事業者に導入され、37の保険商品がデジタル化されています(2024年12月末時点)。
今回、明治安田損保が「Inspire」を活用し、団体傷害保険および長期傷害保険のWeb申込システムを導入しました。これにより、従来の書面手続きがデジタル化され、ユーザーの利便性向上と業務の効率化が期待されます。
- Finatextが明治安田損保向けにWeb申込システムを提供
- 「Inspire」を活用し、団体傷害保険・長期傷害保険の申込みをデジタル化
- ペーパーレス化による業務効率向上と、利便性の高い申込体験を実現
Web申込システムの概要
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Inspire(インスパイア) |
提供会社 | 株式会社Finatext |
導入先 | 明治安田損害保険株式会社 |
対象保険 | 団体傷害保険、長期傷害保険 |
対応デバイス | PC、スマートフォン |
支払い方法 | クレジットカード決済 |
主な特長 | ペーパーレス、24時間受付(※)、団体別管理の効率化 |
※システムメンテナンス時間を除く |
Web申込システムのメリット
- メリット①:ペーパーレスで手続きが簡単に
これまで紙の書類が必要だった団体傷害保険・長期傷害保険の申し込みが、Web上で完結。加入者は24時間いつでも手続きを行うことが可能になりました。 - メリット②:団体別の管理が効率化
団体傷害保険では、団体コードを入力するとシステムが自動で識別し、団体ごとに適切な申込フローを提供。保険会社側の管理負担も軽減されます。 - メリット③:わかりやすいUIでスムーズな申し込み
クレジットカード決済対応や直感的な操作画面により、誰でも簡単に手続きを進めることができます。
こんな方におすすめ
- 紙の手続きが面倒だと感じている方
- 仕事やプライベートの都合で、窓口に行く時間が取れない方
- スマートフォンやPCで手軽に保険に加入したい方
- 企業や団体の担当者として、団体傷害保険の管理をスムーズにしたい方
Web申込システムのデメリット
- デメリット①:ネット環境が必要
Web申込のため、インターネットにアクセスできない環境では手続きが行えません。 - デメリット②:システムメンテナンス時は利用不可
24時間受付可能とはいえ、定期メンテナンス中は申し込みができない場合があります。 - デメリット③:紙の申込書に慣れている方には戸惑う可能性
デジタルに不慣れな方にとっては、最初の利用時に不安を感じるかもしれません。
こんな方にはおすすめしない
- インターネットの利用が苦手な方
Web上での申し込みが必要なため、対面での手続きを希望する方には向きません。 - 銀行振込や口座引き落としで支払いたい方
現時点ではクレジットカード払いのみ対応のため、他の支払い方法を希望する方には不向きです。 - システムメンテナンス時に申し込みをしたい方
メンテナンス時間中は申し込みができないため、急ぎの契約を考えている方は注意が必要です。
Web申込システムの使い方
- 団体傷害保険の場合
- 申込サイトにアクセスし、所属する団体の団体コードを入力
- システムが団体を識別し、専用の申込フローが表示される
- 必要事項を入力し、申し込みを完了
- 長期傷害保険の場合
- Web申込ページにアクセス
- 保険内容を確認し、必要情報を入力
- クレジットカード情報を入力し、申し込みを完了
どちらも紙の提出は不要で、すべてオンラインで完結します。
まとめ
Finatextが提供する「Inspire」を活用したWeb申込システムにより、明治安田損保の団体傷害保険・長期傷害保険の申し込みがスムーズになりました。書面中心だった手続きをWeb化することで、ユーザーの利便性が向上するとともに、保険会社の業務効率化も実現されています。
今後、こうしたデジタル保険サービスの普及が進むことで、より手軽で分かりやすい保険加入の仕組みが広がっていくことが期待されます。
執筆者のプロフィール

大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。
金融系コンテンツの執筆も得意としている。
港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。