「みんなのバイク保険」が盗難補償と水災補償の対象年齢制限を撤廃


SBI日本少短「みんなのバイク保険」の年齢制限撤廃の意味することとは?
SBI日本少額短期保険株式会社(SBI日本少短)は、2025年3月3日より、バイク専用保険「みんなのバイク保険」における盗難補償と水災補償の対象年齢制限を撤廃すると発表しました。従来、これらの補償は25歳以上の契約者のみが対象でしたが、今後は25歳未満のライダーも補償を受けられるようになります。
「みんなのバイク保険」は、交通事故による車両の全損・半損、盗難、水災などに対応するバイク専用の保険です。特に2023年には、台風や集中豪雨による水害リスクの高まりを受け、「車両水災特約」の提供を開始しました。これにより、バイクユーザーのニーズに応える形でサービスの拡充が進められています。
今回の年齢制限撤廃は、若年層のバイクユーザーからの要望を受けたものであり、より幅広いライダーが安心してバイクを楽しめる環境が整うことになります。
- 盗難補償・水災補償の対象年齢制限を撤廃し、25歳未満のバイクユーザーも補償対象に
- 2023年に追加された「車両水災特約」を含め、より多くのバイクユーザーが利用可能に
- 企業理念「保険をもっと身近に」をもとに、時代のニーズに合わせた商品提供を継続
「みんなのバイク保険」の概要
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | みんなのバイク保険 |
提供会社 | SBI日本少額短期保険株式会社 |
補償内容 | 交通事故による全損・半損、盗難、水災 |
特約 | 車両全損特約、車両半損特約、車両盗難特約、車両水災特約 |
対象者 | 申込時に25歳以上で排気量126cc以上のバイクを所有している方 |
特長 | 経過年数に関係なく購入金額を基準に補償 |
注意点 | 全損補償・半損補償は25歳以上の契約者のみ対象 |
「みんなのバイク保険」のメリット
- 補償の対象年齢が拡大
これまで25歳以上のライダーに限定されていた盗難補償と水災補償が、25歳未満のバイクユーザーにも適用されることで、若いライダーにも安心感を提供。 - 経過年数に関係なく購入金額を基準に補償
中古車・新車問わず、購入時の金額を基準に補償されるため、価値の低下を心配せずに保険を活用可能。 - 特約を組み合わせてカスタマイズ可能
車両全損・半損補償、盗難補償、水災補償など、ライダーのニーズに応じて補償内容を選択できる。
こんな方におすすめ
- バイクの盗難リスクを心配している方
特に都市部や集合住宅でのバイクの盗難が懸念される方に適している。 - 水害の影響を受けやすい地域に住んでいる方
台風や豪雨による浸水被害が心配な地域のライダーにとって有益な保険。 - 若年層のライダー
25歳未満のバイクユーザーでも、盗難や水災リスクに備えられる点が魅力的。
「みんなのバイク保険」のデメリット
- 全損・半損補償は25歳未満のライダーは対象外
盗難や水災は補償されるが、事故による全損・半損の補償は25歳以上の契約者に限られる。 - 排気量126cc以上のバイクが対象
原付(125cc以下)のバイクは対象外となるため、小型バイクユーザーには適用できない。 - 特約の組み合わせにより保険料が変動
必要な補償を選ぶことで費用を抑えられるが、特約を多く選ぶと保険料が高くなる可能性がある。
こんな方にはおすすめしない
- 125cc以下のバイクを所有している方
126cc以上のバイクが対象となるため、原付ユーザーには適用されない。 - 事故による全損・半損補償を重視する方(25歳未満)
25歳未満の契約者は、全損・半損補償を受けられないため、総合的な車両保険を求める方には向かない。 - すでに任意保険で十分な補償を受けている方
他のバイク保険で盗難や水災補償がカバーされている場合、追加のメリットが少ない可能性がある。
「みんなのバイク保険」の使い方
- 公式サイトでプランを確認
SBI日本少短の公式サイトで「みんなのバイク保険」の補償内容や特約を確認する。 - 申込み条件を満たしているか確認
25歳以上で排気量126cc以上のバイクを所有していることを確認する。 - 必要な補償内容を選択
事故、盗難、水災などのリスクに応じて特約を選ぶ。 - オンラインまたは代理店で申し込み
必要情報を入力し、申し込み手続きを進める。 - 保険証券を受け取り、補償開始
契約完了後、保険証券が発行され、補償が開始される。
まとめ
SBI日本少短が提供する「みんなのバイク保険」は、盗難や水災のリスクに備えられるバイク専用の車両保険です。今回の年齢制限撤廃により、25歳未満のライダーも盗難・水災補償を受けられるようになりました。バイクを大切にするすべてのライダーにとって、より安心できる保険の選択肢が広がったといえるでしょう。
執筆者のプロフィール

大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。
金融系コンテンツの執筆も得意としている。
港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。