保険マンモスの保険についてのリリース/電力会社を乗り換えたら「千円以上電気料金が安くなった」が約4割!男女500人に聞いた人気電気供給会社ランキング
保険マンモスの保険についてのリリース/電力会社を乗り換えたら「千円以上電気料金が安くなった」が約4割!男女500人に聞いた人気電気供給会社ランキング
保険相談サービスを提供する保険マンモス株式会社は、電力会社と電力自由化についてアンケート調査を行いました。電力会社を乗り換えるメリット・デメリットや、実際に乗り換えた人のリアルな感想などを紹介します。
2016年4月1日から電気の小売業への参入が自由化されました。それまでは、東京電力など各地域の電力会社しか利用できませんでしたが、自由化によって他の電力会社も選べるようになりました。
自由化から5年以上たった今でも、電力会社を変えた方がお得なの?それとも今のままの方がいい?と迷っている人も多いのではないでしょうか。
実際、どのくらいの人が電力会社を乗り換えているのか、気になるところです。そこで、500人の方に「電力会社についてのアンケート(自社調べ)」を行いました。
男女の内訳、年代、世帯人数はこのようになっています。
●今の電気料金はどのくらい?
世帯の人数別に、今の電気料金がどのくらいか聞きました。
全体で見ると、4,000円〜10,000円の範囲で5割を超えますが、10,000円以上かかっている割合もおよそ2割弱と多くなっています。
世帯の人数別に見ると、やはり人数が増えるほど金額も高くなる傾向にあります。
【今の電気料金の平均額】全体 n=500
【今の電気料金の平均額】一人(単身)世帯 n=98
【今の電気料金の平均額】二人世帯 n=144
【今の電気料金の平均額】三人世帯 n=120
【今の電気料金の平均額】四人世帯 n=104
【今の電気料金の平均額】五人世帯 n=22
【今の電気料金の平均額】六人以上の世帯 n=12
●どうやって電力会社を選ぶ?
電力が自由化されたといっても、実際に選ぼうと思うと違いがよくわからず、迷って決めかねているという人も多いと思います。
みんながどのような点を重視して電力会社を選んでいるのか、そのポイントについても聞いてみました。
トップはやはり「安さ」ですが、「安定性」を重視する人も多く見られました。
電力市場価格が高騰し、新規参入した電力会社の撤退が相次いでいます。
エルピオは2022年3月18日から新規申し込みを停止し、4月30日にはすべてのサービスを停止することを発表しました。
2021年の新電力会社の倒産は過去最高の14件となっており、直近1年で撤退した会社をあわせると31件にもなります。
液化天然ガスの高騰によって電力価格も高値となっており、乗り換えで安くなることも大事なのですが、安定した価格で電力を供給できるのか?という点も乗り換えを考える時の重要なポイントとなっています。
●電力会社は乗り換えた方がお得か?
電力の自由化についての考え方もお聞きしました。
興味はあるのだけれど、結局何もしていないという人が最も多くなっています。
ウクライナ侵攻など予期せぬ事態も起こり、今後もどのように世界情勢が動いていくのか、全く予想がつきません。
電力会社を乗り換えたもののすぐに倒産してしまったというのでは困る。そう思って、一歩踏み出せない人がいるのは当然のことでしょう。
●電力会社を乗り換えるメリット・デメリット
たくさんの電力会社の中から好きな会社を選べるのは、メリットの方が大きいように思えますが、デメリットがないわけではありません。両方をよく理解しておくことが大切です。
<乗り換えのメリット>
最も大きなメリットは、料金が下がることでしょう。1社しか選べなかった時よりも、それぞれの家庭にあったプランが選べるようになるので、今よりも料金が下がる可能性のある人が多いです。
<乗り換えのデメリット>
デメリットとしては、急激な電気料金の値上げや倒産のリスクが挙げられます。実際、安定供給ができずに大幅な値上げが行われたケースもありますし、エルピオのように事業から撤退するケースもあります。せっかく手間をかけて乗り換えたのに、また乗り換えないといけない…という可能性もあります。
●実際に乗り換えた人たちに聞いてみました
アンケートでは、およそ2割の人が電力会社を乗り換えたと答えています。
ではどの会社に乗り換えたのか、人気の電力会社をランキング形式でご紹介します。
上位に来ているのは、「スマホやネット回線と組み合わせて料金がお得になる」が主流ですが、ENEOS電気のように「電気だけ」でお得になるパターンもあります。
以下
- エルピオでんき
- ミツウロコでんき
- 北ガスの電気
- ドコモでんき
- コープでんき
- CDエナジーダイレクト
- UQでんき
- あしたでんき
- 九州電力
- スマ電
- グランデータ
- 東邦ガス
- 西部ガス
- 中部電力ミライズ
- ジニーエナジー
- シン・エナジー
- 東京電力エナジーパートナー
- idemitsuでんき
- 自然電力のでんき
<節約できた金額>
電力会社を変えて電気代を本当に節約できたのか、実際に節約できた金額についても聞いてみました。
月額にして1,000円未満という人が最も多いものの、1,000円〜2,000円の人も3割います。年間にすればかなり大きな金額になりそうです。
<満足な理由、不満の理由>
電力会社を変えてみて、概ね満足した人の方が多かったのですが、2割は不満を感じています。
その理由についても聞いてみました。
【満足の理由】
満足したと答えた人の理由トップ3はこちらです。やはり、料金が下がったというのが大きな理由です。
- 月々、年間の料金が安くなった。
- 携帯会社とまとめたので通信費も安くなった。
- ポイントが貯まるようになった。
他には、このような理由がありました。
- お得なキャンペーンがあった(キャッシュバック、ギフト券など)
- ポイントが消費しやすくなった。
- 信頼出来る事業者で、安定供給と災害時の対応が問題なさそう。
- まとめて支払いなので管理がしやすくなった。
- ガス代とまとめられることで割引がきいたからです。
- 電気料金も安くなり、スマホ代などの割引も大きくなった。
- 金額の明細が1枚になり管理が楽になった。
- 請求内容がわかりやすくなった。
- 環境に配慮している電力会社に変えたことで環境をもっと大切にしようという気持ちが強くなった。それでいて電気料金も安くなったので満足です。3ヶ月無料キャンペーンがあった。
- 料金はそれほど変わらないが、携帯会社がauなので色々な料金をまとめられて、ポイントもつくようになったので満足している。
- 余りがちな楽天ポイントを月々の料金に割り当てられるようになったから。ポイントがたまってそれで懸賞に応募したりできるので嬉しい。
- 料金がWEBで見ることができるので、何に電気代がかかっているかが分かるから。使用料に応じてたまる独自ポイントも、大手ポイントに色々交換できるのでお得感があります。
- ガスと一緒に料金が確認できる。基本料金がないため従量料金が少し高いですがトータルでは安くなったので満足しています。また、ネットで1日ごとの使用量のグラフが見られるので参考になっています。
- 特に電気代に変化はないが、一日の使用料を時間毎に確認できるので、よく使用する時間が確認できて節電意識がわいた。
- 引っ越しの際に電力会社を変えたが、料金が下がって良かった。
- 料金が安くなった。月々で見ると差額が少なくても、これからながく払っていくと思うと少しでも安くしたかった。
- 料金が下がっただけでなく、電気使用に関するデータを確認したり省エネ診断を受けたりすることができるようになった。
- 電気代が少し安くなり、ポイントも貯まり、再生可能エネルギーを使用しているので、少しは環境に配慮ができているのかもと思えるので。
【不満の理由】
不満の理由で最も多かったのは、「特に安くなったと感じない」でした。勧誘するときには「こんなに安くなります!」といってくる営業マンが多いですが、実際使ってみたらたいして変わらなかったというパターンも耳にします。
本当に安くなるのか、事前のシミュレーションを念入りにした方が良さそうです。
他にも、このような理由がありました。
- 最初はキャンペーンで安く感じたが、最近はそれほど安くないから。
- 月額シュミレーションより結局高い料金を払うことになった。
- 毎月ポイントが貯まるのはいいが、そのポイントの使い勝手が悪く、ポイント交換先が限定的なこと。利用料金割引なども出来るように変えてほしい。
- 支払いが楽になったがもう少し安くしたい。
- サービス自体がなくなることになってしまった。
- J:COM電力に変更した際は料金は大して変わらず、解約料などの制約があり不満があった。
- 携帯料金から値引きがあるが少額すぎる。
- 6月から電気代が高くなる。お湯の出が悪くなり、使い勝手がよくない。
- 電気料金の確認手段が不便になった。
- 支払い方法の変更が面倒だった。
- 電力供給が不安定で、電気代が2倍以上になる可能性があると連絡があった時期があった。
●電力会社、今後どうするべきか
乗り換えについて興味を持っている人はおよそ5割いましたが、26%の人は今後も乗り換える予定はないと答えています。
乗り換えをしない理由は、「面倒」がトップでした。
プランがいろいろあると、複数の会社を比較しないといけませんし、それで電気代が半分になるならまだしも、月に数百円しか変わらないなら今のままでもいいか、と考える人が多いようです。
新電力会社の「不安定さ」を見てしまうと、今はまだ様子見をしようかと思う人が多いのもうなずけます。
資源エネルギー庁では、海外での制度を参考にして2020年に「容量市場」の仕組みを導入しました。実際に発電した電気を売るのではなく、発電事業者が持っている「容量」に対して小売業者がお金を払うという仕組みで、安定した供給ができる体制を作る努力をしています。
しかし今後どうなるか、海外情勢、環境問題、日本の人口減少などの問題が複雑に絡み合っており、「こうすればいい」という答えが見えない状況でもあります。しばらくは電力会社のプランを比較しつつ、乗り換えのタイミングを探っていくことになりそうです。
●調査概要
調査対象:利用している電力会社についてアンケートにお答えいただける方
調査日:2022年04月06日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性334人/男性166人)
■保険マンモス株式会社について
金融リテラシーの向上に貢献する企業として、保険相談サービスの提供、FP支援事業、法人アライアンス事業など、さまざまな事業を展開しています。
URL:https://hoken-mammoth.com/corp/
お金の悩みを解決できる金融情報メディア「マンモスとお金を学ぶ」(https://hoken-mammoth.com/contents/ )を運営。お金の増やし方(https://hoken-mammoth.com/contents/fuyashikata/)や、お金を借りる方法(https://hoken-mammoth.com/contents/okanewokariru/)、お金がないときの乗り切り方(https://hoken-mammoth.com/contents/okaneganai/)、などお金に関する情報を掲載しています。
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