保険マンモスの保険についてのリリース/人間ドックいくらかかった?男女500人 検診を受けて良かったこと・悪かったことアンケート調査結果

保険マンモスの保険についてのリリース/人間ドックいくらかかった?男女500人 検診を受けて良かったこと・悪かったことアンケート調査結果
ライター:関野 良和

保険マンモスの保険についてのリリース/人間ドックいくらかかった?男女500人 検診を受けて良かったこと・悪かったことアンケート調査結果

保険相談サービスを提供する保険マンモス株式会社は、男女500人へ「人間ドック」に関するアンケート調査を実施いたしました。受けた理由とかかった費用、また良かった点・悪かった点など感想を聞いてみました。

人間ドックは通常の健康診断よりも詳細な検査をしてもらえることから、一度は受けてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

しかし気になるのが費用です。人間ドックは高い!というイメージ通り、1日コースなら5万円前後、宿泊を伴う検査ですと10万円を超える場合もあります。

しかし病院によって料金に幅もあり、どのくらいが適正価格なのかわかりにくいという面も。そこで、実際に人間ドックを受けたことのある人に、どのくらいお金がかかったか、アンケートをとりました。

●人間ドックを受けている人の割合
厚生労働省の「国民生活基礎調査(2019年)」によると、過去1年間に人間ドックを受けた人の割合は、

  • 男性:74.0%
  • 女性:65.6%

となっています。

●人間ドックにかかった費用
「人間ドックについてのアンケート(自社調べ)」では、以下の方にご回答いただきました。

実際にいくらかかったか、金額を聞いてみました。
 

最も多い割合は1万円〜3万円でした。

日本人間ドック健診協会が行った価格調査によると、1日ドックの全国平均は45,539円でした。

最も高い関東地方が46,823円となっていますが、関東の最高値は65,100円、最安値は36,750円です。今回のアンケート結果よりも若干高めの印象です。

●人間ドックは必要か?
会社勤めをしている人は、会社で受けられる無料の一般健康診断があります。それなのにわざわざ何万円ものお金をかけて、さらに健康診断を受ける意味はあるのでしょうか?

人間ドックは定期健康診断よりも検査項目が多いので、通常の検査では見つかりにくい病気が見つかる可能性があります。何かあったとしても早期発見、早期治療に繋げたいと思っている方は、定期的に人間ドックを受けるのが良いでしょう。

人間ドックを受けた人に、なぜ受けたのか理由も聞いてみました。
 

最も多かったのは、「会社のすすめ」。自分で積極的に受けてみようというよりも、会社が費用を補助してくれる、もしくは会社の紹介してくれる医療機関なら信用できる、という理由で受けた人が多いのではないかと考えられます。

●人間ドックを受けてみてどうだったか
実際に人間ドックを受けてみて、良かった点と良くなかった点についても聞いてみました。

以下の回答はこちら。

  • オプションの種類    65
  • 食事などのプレゼントがあるかどうか    63
  • 土日に検診を受けられるかどうか    42
  • 医師・医療スタッフが同性かどうか    29
  • 子連れ対応があるかどうか    4
  • その他    9

良かった点として、施設の環境や検査の内容を挙げている人が多かったです。

決して安くはない費用をかけていますから、検査の内容が充実していることや落ち着いた環境で検査を受けられることが満足度につながります。
 

以下の回答はこちら。

  • 食事などのプレゼントがあるかどうか    20
  • 施設の環境    18
  • 受付の対応    12
  • 子連れ対応があるかどうか    11
  • その他    37

良くなかった点としては、やはり価格の高さを上げている人が多かったです。価格の高さよりも不満に感じた点として、検診時間や待ち時間の長さを挙げている人も。この項目が回答数としてはトップでした。

【次回も受けたいと思いますか】
費用もかかるし、待ち時間も長い。それでも人間ドックをまた受けたいと思う人の割合は、およそ8割となりました。

【人間ドックの感想】
ここからは、人間ドックに関する感想全般をご紹介します。

どちらかというとネガティブな意見が多くみられましたが、これは「これだけの料金を支払っているのだから、もう少し充実していても良いのではないか」という希望の現れではないかと考えられます。

<特に多かった回答>

  • 料金が高い
  • バリウム、胃カメラがきつい
  • 待ち時間が長い
  • 予約がとりづらい
  • 医師の説明が不十分に感じた
  • 流れ作業のように扱われた
  • 受けられる施設を増やしてほしい
  • 男女別で検診してほしい

 

料金に関する意見 ・仕方ないのでしょうが高いなと感じます。2万円くらいなら毎年受けたいと思います。
・価格がもう少し安ければもっと気軽に受けられるのにと思う。
・金額は高いですが、リスク回避という意味で安心感を得る事が出来ます。
・項目が少ない価格の安いドッグも有れば良いと感じます。
対応に関する意見 ・結果説明が看護師からされました。医師に説明してほしかったです。
・流れ作業のように扱われて、自分がモルモットになったような気分だったので、よほどのことが無い限り、もう受けたくないと思います。
・初めての人間ドックで不安もありましたが、看護師の方たちが丁寧に対応してくれたおかげで何も心配なく無事に終えることができました。看護師の方たちの対応ってすごい重要なんだなって強く感じました。
・検査結果を書面でゆっくり説明して欲しい。
もっと配慮が欲しいという意見 ・婦人科系に気になる症状があったのですが、異性の医者だったためやや抵抗がありました。
・他の受診者がいるベンチみたいなところで、婦人科検診の確認をされることがあるので気分を害しました。病院の待合室でも症状気にせず聞かれることもあるけど、看護師さんとかは慣れてるから気にならないのかしらと思います。(女性)
・婦人科検診は全て女性スタッフが対応しているのが良かったです。
・男女別で検診してほしいです。
・検査の用の衣類で移動したり待つのですが、できたら女性専用のスペースで待機をさせてもらいたいです。
その他 ・医療スタッフの技量に差がある。それによって胃カメラの苦痛に差がある。
・悪いところが見つかったので受けてよかったです。
・社外で比較的大勢の方が待合にいるのに、名前を呼ばれるのが恥ずかしかった。
・土日でも人間ドックが受けられると嬉しい。
・諸外国と比較すると日本の人間ドッグは、費用的にも検査項目の多さでも大変充実していると聴く。今後も毎年受診して健康管理に努めたい。
・明らかに自分より体脂肪率のありそうな女医に「隠れ肥満ですよ」と半笑いで言われたことに腹が立った。
・本当に病気を発見してくれるのかどうかが不安。見逃されていることが多そうです。
・胃カメラがとにかく辛いです。バリウム飲むのが本当にキツいです。希望者だけにしてほしいです。

 

●人間ドックの費用は医療費控除の対象外
人間ドックの費用は高額なので、一部でも戻ってきたら…と思う人も多いですが、残念ながら医療費控除の対象にはなっていないのです。

それは、人間ドックが治療を目的としたものではなく、病気の早期発見を目的とした「検査」だからです。

会社が一部負担してくれる場合がありますが、基本的には全額自己負担となります。オプションを追加すると10万円を超える場合もあり、毎年この金額を支払うのはなかなか難しいでしょう。

ただし、例外があります。人間ドックを受けて重大な病気が発見され、引き続き治療を行う場合には、人間ドックの費用も医療費控除の対象となります。

ここでいう重大な病気とは、

  • がん
  • 心疾患
  • 脳血管障害
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病

たとえば高血圧ですが、よくある症状のひとつです。医療費控除の対象となるには単に血圧が高いだけではだめで、治療が必要と判断されることが必要です。

●調査概要
調査対象:人間ドックを受けたことがある人
調査日:2022年3月17日~2022年3月18日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性315人/男性185人)

■保険マンモス株式会社について
金融リテラシーの向上に貢献する企業として、保険相談サービスの提供、FP支援事業、法人アライアンス事業など、さまざまな事業を展開しています。
URL:https://hoken-mammoth.com/corp/

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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としている。 港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。
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