ペットメディカルサポート/2021年5月度 高額保険金お支払い事例と診療「犬の白内障」を獣医師が解説:ペット保険「PS保険」調べ

保険・金融ニュース
ライター:101LIFE 編集部

ペットメディカルサポート株式会社の保険についてのリリース

ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が、2021年5月にお支払いしました高額保険金事例についてお知らせします。
また、その中から「犬の白内障」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
2021年5月度 月間高額保険金お支払い事例
2021年5月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。

事例 種類 病気・ケガの種類 お支払い金額
1 小型犬 肝臓腫瘍、鼻汁、脂肪腫 ¥748,200
2 小型犬 白内障、消化器疾患、耳疾患 ¥592,700
3 猫コロナウイルス感染症、悪性リンパ腫 ¥588,300
4 小型犬 眼科疾患、肺炎・胸水貯留・乳び胸 など ¥545,800
5 小型犬 肝臓癌、外耳炎、肛門腺炎 ¥488,400

※お支払い金額は1回の請求ベースで掲載しています。
※個別の契約に関してはお答えいたしかねます。個人が特定できない範囲で情報を掲載しています。
※2021年5月1日~2021年5月31日に保険金支払手続きを行った事案について掲載しています。

一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

■平均的な保険金お支払い事例
保険金のお支払いは、上記のように高額なものに限りません。次に、平均的なお支払い事例としてペットの歯周病の診療をご紹介します。
歯周病の事例

事例 種類 病気・ケガの種類 お支払い金額
1 小型犬 歯周病 ¥30,300

■高額診療「犬の白内障」を獣医師が解説
2021年5月度の高額保険金お支払い事例で取り上げた「犬の白内障」の診療内容について、当サービス『獣医師ダイヤル』を担当されています「電話どうぶつ病院Anicli24」院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。

白内障とは、どんな病気なのか
眼には、「水晶体(すいしょうたい)」という透明な器官があり、カメラのレンズと同じ役割をしています。白内障は、この水晶体の一部や全体が白く濁る病気です。

犬の水晶体が濁ると視界が悪くなるため、次のような症状が見られるようになります。
・物にぶつかる
・夜の散歩を嫌がるようになる
・はっきり見えない不安から攻撃的になる
・びくびくするようになる
多くの飼い主さんは、愛犬の目が白く濁っていることに気付いて受診されます。

事例の犬の白内障の通院日数、入院日数、手術回数について

種別 小型犬
傷病名 白内障
通院日数 20日
入院日数 18日
手術回数 2回

※上記の数値は、PS保険加入者さまから請求されたものであり、ペットメディカルサポートが補償する範囲を示すものではありません。また、平均や水準を示すものでもありません。

犬の白内障の診療内容
※下記の診察内容は、犬の白内障の一般的な診療内容についての記述になり、PS保険にご請求いただいた事案の診療内容とは異なります。

検査
・問診、視診、触診
飼い主さんに症状が現れた時期やきっかけ、日常生活での様子、既往歴の有無、薬の投与歴などの問診を行います。また、糖尿病といった白内障を起こす別の病気の可能性を確認します。

・眼科一般検査
視覚検査(目で物を追うか、目に物が近づいた際に目を閉じるか、物にぶつからず歩行できるかなど)
神経学的検査(目に光を当てた際に瞳孔が小さくなるか)
涙液量検査(涙の量を測定)
眼圧検査(眼圧が高いと緑内障、低いとぶどう膜炎などの可能性)

・検眼鏡検査
特殊な器具と散瞳薬(瞳孔を開く点眼薬)を使用して、結膜や目の中の構造を確認します。

治療法
・外科治療
視力を取り戻すには、外科治療を行う必要があります。手術は、白濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入します。

・内科治療
残念ながら白内障を内科治療で改善させることはできません。進行を遅らせることを期待して点眼やサプリメントの使用、また、白内障に併発しやすい眼疾患への治療をメインに行います。

予後
白内障手術によって視覚を取り戻せます。手術を選択しなかった場合は、白内障に続発するほかの眼科疾患の治療を行いながら、視覚不明瞭による事故(物にぶつかる、落下など)に気を付けて生活を送ります。

まとめ
犬が視力を失っても家具の配置を変えなければ、多くの場合、室内では物にぶつからず生活できるでしよう。しかし、早い段階で白内障に気付いてあげられれば、手術によって再び視力を取り戻せます。できるだけ早めに気付いて適切な治療を受けさせましょう。

【会社概要】
商号 : ペットメディカルサポート株式会社
代表者 : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金 : 3億3,275万円(令和3年3月時点)
URL : https://pshoken.co.jp/

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