「イーサリアム積立」をメルコインがサービス開始、メリットとデメリットも解説

「イーサリアム積立」をメルコインがサービス開始、メリットとデメリットも解説
ライター:関野 良和

メルコインの「イーサリアム積立」とは

「イーサリアムつみたて」とは、メルコインが提供する暗号資産の積立サービスで、メルカリアプリを通じて利用できます。 株式会社メルカリの子会社であるメルコインにより2024年10月22日から提供が開始された新しいサービスです。

この機能により、ユーザーは事前に設定した銀行口座からの自動引き落としを利用し、定期的にイーサリアムを購入・積立てることができます。最低投資額は少額に設定されており、初心者でも簡単に利用できる点が特徴です。さらに、積立てたイーサリアムは、ユーザーが希望するタイミングで売却したり、メルペイ残高として使うことができ、日常生活での利便性が高まります。

メルコインの「イーサリアムつみたて」とは

「イーサリアムつみたて」のサービス概要

項目 内容
サービス名 イーサリアムつみたて
提供会社 株式会社メルコイン
提供形態 メルカリアプリを通じたオンライン積立
対象者 メルカリアプリの利用者(銀行口座を連携しているユーザー)
最低投資額 少額から開始可能
利用条件 メルカリアプリ内で口座連携および自動引き落とし設定
利用可能な資産 イーサリアム(ビットコインつみたても利用可能)

「イーサリアムつみたて」のメリット

簡単に資産形成ができる利点

メルコインの「イーサリアムつみたて」は、少額からスタートでき、銀行口座から自動引き落としで手軽に暗号資産を積み立てることができるため、初めての投資家でも資産形成がしやすいとされています。これにより、暗号資産に関心があるが一歩を踏み出せなかったユーザーにとっても、新たな資産運用の選択肢が広がります。

メルペイ残高として利用可能な利点

つみたてたイーサリアムは、暗号資産としての価値を維持するだけでなく、必要に応じてメルペイ残高に変換し、日常的な支払いにも活用できるため、ユーザーの利便性が大幅に向上します。特にメルカリ利用者にとって、暗号資産がより身近な存在となります。

ビットコインに続く多様な選択肢の利点

既存の「ビットコインつみたて」サービスに加え、今回の「イーサリアムつみたて」提供により、投資対象が多様化し、ユーザーはリスク分散を図ることができるようになります。これにより、長期的な資産形成を考えるユーザーにとって、より柔軟な運用が可能です。

「イーサリアムつみたて」のデメリット

暗号資産の価格変動リスク

暗号資産は価格変動が大きく、投資した資産が急激に値下がりするリスクがあります。特にイーサリアムは価格変動が激しいため、積み立てによる長期的な資産形成を目指すユーザーは、価格変動リスクを十分に理解する必要があります。

「イーサリアムつみたて」の使い方

メルコインの「イーサリアムつみたて」を利用するには、まずメルカリアプリ内で銀行口座を連携し、つみたて機能を有効化する必要があります。設定では、毎月の積立額や積立タイミングを自由に選ぶことができ、ユーザーは自分の予算に合わせて無理なく資産形成を進めることができます。また、積立の履歴や進捗状況もアプリ内で確認できるため、投資の状況を簡単に把握できます。もしイーサリアムを使用したい場合は、メルペイ残高に変換して支払いに充てることも可能です。

メルコインの「イーサリアムつみたて」機能は、暗号資産に興味を持つ多くのユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢になると考えます。少額からスタートできる点は初心者に優しく、また自動引き落としの仕組みも投資の手間を減らすため、多忙な日常の中で資産形成を進めることができます。ただし、暗号資産には価格変動のリスクが伴うため、利用者はそのリスクを十分理解した上で、慎重に活用することが重要です。

タグ:
執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としている。 港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。
関野 良和の執筆記事一覧・プロフィールへ