「三菱UFJカード積立(投資信託)」サービスが2025年4月21日にスタート


三菱UFJ eスマート証券が「三菱UFJカード」で投資信託の積立ができる新サービスを発表
三菱UFJカードで投資信託が買える時代に!新サービスで資産形成の選択肢が拡大
2025年4月21日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のネット証券子会社である三菱UFJ eスマート証券は、「三菱UFJカード積立(投資信託)」という新しいサービスの提供を開始します。これは、MUFG傘下の三菱UFJニコスが発行するクレジットカード「三菱UFJカード」で、投資信託の積立ができるという仕組みです。
これまで同社では「au PAYカード積立(投資信託)」のサービスを展開していましたが、今回の追加により、ユーザーの選択肢が大きく広がることになります。クレジットカードでの積立投資は、ポイントが貯まるといったメリットもあるため、近年注目を集めており、今後さらに多くの個人投資家が取り組みやすくなることが期待されています。
また、このサービスの開始にあたってはキャンペーンも予定されており、今後の詳細発表にも注目が集まります。
投資信託積立がクレジットカードで可能に
今回新たに登場する「三菱UFJカード積立(投資信託)」は、毎月一定額を三菱UFJカードで支払う形で、投資信託を自動的に購入するサービスです。クレジットカード決済を活用することで、家計管理と資産形成を連携させることができ、利用者にとっては非常に便利な仕組みといえるでしょう。
特に若年層にとっては、「投資=難しそう」「銀行口座から引き落とすのが面倒」といった心理的ハードルを下げ、クレカで手軽にスタートできる点は大きな魅力です。
また、クレジットカード積立では、利用額に応じてポイント還元を受けられる場合もあり、実質的な“利回り向上”にもつながります。三菱UFJニコスのカードをすでに保有している方にとっては、追加の手間なく資産運用を始められるチャンスといえるでしょう。
MUFGグループ一体での金融サービス強化
このサービス開始は、MUFGグループ全体としての協業強化の一環でもあります。三菱UFJ銀行、モルガン・スタンレーMUFG証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など、関連会社が連携し、個人投資家に向けた利便性の高い金融サービスを次々と提供しています。
例えば、2025年3月からはSOR(スマート・オーダー・ルーティング)サービスを拡充。さらに、自動入出金サービス「三菱UFJマネーコネクト」も3月24日から提供が始まり、今後は対象商品を順次拡大していく予定です。これにより、投資信託だけでなく、日本株、円建債券といった幅広い資産に自動で資金を移せるようになり、運用の自動化がさらに進みます。
今後の展望とユーザーへの影響
MUFGグループでは、ネットバンキングの「三菱UFJダイレクト」を軸に、より便利なサービス提供を目指しています。すでに複数の機能追加が予定されており、特に「三菱UFJマネーコネクト」の機能拡張は、投資家にとっては運用管理の手間を減らす大きな支援になります。
今後は、クレジットカードによる積立に加え、日々の資金移動が自動化されることで、時間や知識が少ない人でも自然と資産形成が可能になる未来が広がっていきそうです。
また、こうしたサービスが広がることで、個人の「貯蓄から投資へ」という動きが一層加速し、日本全体の投資リテラシー向上にもつながっていくでしょう。
まとめ:今始める資産形成の第一歩に
三菱UFJ eスマート証券が新たに開始する「三菱UFJカード積立(投資信託)」は、カード決済で始められる手軽さと、MUFGグループの強固なサービス基盤を活かした先進的な仕組みが魅力です。
これから資産形成を始めたい若い世代にとっても、既存の三菱UFJカードユーザーにとっても、有力な選択肢となるこのサービス。積立投資という地道な手法に、テクノロジーと利便性を掛け合わせた新時代の投資スタイルが、いよいよ本格化していきそうです。
新たなキャンペーンやサービスの詳細も今後発表予定とのこと。まずは情報収集から始めて、自分に合った資産形成の形を考えてみてはいかがでしょうか。
