「Skeb Coin(SKEB)」を新たにZaif Paymentが決済手段に追加
ライター：関野 良和暗号資産決済サービス「Zaif Payment」が「Skeb Coin(SKEB)」を新たに採用
株式会社Zaifは、暗号資産決済サービス「Zaif Payment」に新たにSkeb Coin（SKEB）を追加しました。これにより、ビットコイン（BTC）、モナコイン（MONA）に加え、Skeb Coinでも決済が可能となりました。Zaif Paymentは、暗号資産による決済を日本円で事業者が受け取れるサービスで、手数料は無料です。APIを利用することで、ECサイトなどに簡単に導入でき、価格変動リスクやチャージバックの心配もありません。事業者は、Zaifアカウントを開設後、事業者アカウントを登録するだけで、暗号資産決済の導入が可能です。
このニュースのポイント
- Zaif Paymentが新たにSkeb Coin（SKEB）による決済に対応
- 暗号資産決済の手数料は無料、価格変動リスクを事業者が負担する必要なし
- APIによる簡単な導入が可能で、ECサイトなどでの利用を促進
- チャージバックのリスクもなく、安全で迅速な日本円への入金が特徴
Skeb Coin(SKEB)追加の背景
近年、暗号資産による決済手段は多様化しており、暗号資産の普及とともに事業者側でもその受け入れ体制を整える動きが広がっています。Zaifは、こうした需要に応えるべく、既にビットコインやモナコインに対応しているZaif Paymentに、新たにSkeb Coinを追加しました。Skeb Coinは、クリエイター支援プラットフォーム「Skeb」で使用されており、そのユーザー層にも広がりが期待されます。暗号資産による決済は、価格変動リスクが課題となりがちですが、Zaif Paymentでは決済金額をそのまま日本円で受け取れるため、リスクを抑えた決済手段として注目されています。
Zaif Paymentは、事業者向けに暗号資産での決済を可能にするサービスで、今回Skeb Coinを新たに追加したことで、さらなる利用者の拡大が見込まれます。手数料無料で、決済金額が最短半日後に日本円で入金されるため、暗号資産の価格変動リスクを事業者が負担する必要がありません。また、APIによってECサイトなどに簡単に導入でき、決済完了通知機能なども備えています。
Skeb Coin(SKEB)のメリット
- 手数料無料でコスト削減
暗号資産決済にかかる手数料が無料のため、コストを気にせず導入できる。 - 価格変動リスクがない
決済金額がそのまま日本円で受け取れるため、暗号資産の価格変動によるリスクを事業者が負担しない。 - APIによる簡単導入
APIを使って既存のECサイトに簡単に導入でき、暗号資産決済をスムーズに開始できる。
Skeb Coin(SKEB)のデメリット
- 暗号資産利用者の限定
暗号資産決済を利用するユーザー層が限られているため、導入しても利用者が少ない可能性がある。 - 日本円入金のタイムラグ
最短半日での入金が可能とはいえ、すぐに資金が使えない点は通常の決済手段に比べてやや不便。 - Zaifアカウントの必要性
Zaif Paymentの利用には、事業者用アカウントを開設する手間がかかるため、導入準備に多少の手間が必要。
価格変動リスクやチャージバックの心配がない
暗号資産決済は、将来的に広がりを見せると予測されており、特にクリエイター支援プラットフォームなど、特定のコミュニティや市場での利用が増加しています。今回のZaif PaymentのSkeb Coin対応は、特定のニッチ市場において大きな利便性を提供すると言えます。価格変動リスクやチャージバックの心配がないため、リスクを抑えた決済手段として利用価値が高いです。ただし、暗号資産市場自体のボラティリティや規制の変化にも注意が必要です。事業者としては、これを導入することで他の決済手段との差別化が図れる一方で、利用者が増えるかは未知数です。 Zaif Paymentのように、決済金額をそのまま日本円で受け取れる仕組みは、事業者にとって安心できるポイントだと感じます。手数料がかからず、決済後のリスクを軽減できるこのサービスは、特に暗号資産を利用するユーザーをターゲットにする企業には有益な選択肢だと考えます。
関野 良和