スポーツ応援ファンド「AthTAG GENKIDAMA AWARD アフターピッチファンド」が登場

スポーツ応援ファンド「AthTAG GENKIDAMA AWARD アフターピッチファンド」が登場
ライター:関野 良和

Fundsが新スポーツ応援ファンドとして「AthTAG GENKIDAMA AWARD アフターピッチファンド」の募集を開始

未来のトップアスリートを応援しながら資産運用できる!

2025年4月、個人投資家向けに1円から資産運用ができるサービス「Funds(ファンズ)」が、新たなスポーツ応援ファンドとして「AthTAG GENKIDAMA AWARD アフターピッチファンド」の募集を発表しました。このファンドは、資産運用と同時に、未来のオリンピアンや国際大会を目指す若手アスリートを支援できる仕組みが特徴です。支援先となるアスリートは、2024年に開催されたスポーツビジネスピッチイベント「AthTAG GENKIDAMA AWARD」のファイナリスト7名から自由に選ぶことができます。投資を通じて、自分が応援したいと思えるアスリートにエールを届けられるこの新ファンドは、スポーツと金融を融合させた新たな挑戦として注目を集めています。

新ファンドの概要と仕組み

「AthTAG GENKIDAMA AWARD アフターピッチファンド」は、AthReebo株式会社を広告主、ファンズ・マーケティング株式会社を借り手とする、100,000,000円規模のファンドです。

募集方式は「抽選方式」と「先着方式」の2パターンが用意されており、それぞれ以下のスケジュールで募集が開始されます。

  • 抽選募集開始日:2025年4月15日 15:30〜
  • 先着募集開始日:2025年4月23日 19:00〜

運用期間は約2ヶ月、想定利回りは年率2.00%(税引前)と、短期間かつ安定的な利回りが期待できます。

Fundsの通常の仕組みと同様、貸し倒れや分配遅延のない実績(2025年3月末時点)を背景に、多くの個人投資家からの参加が見込まれています。

投資を通じたアスリート支援

本ファンドの最大の特徴は、「アスリート応援型ファンド」として、投資行為を通じてアスリートに間接的な支援ができる点にあります。

投資家が選んだアスリートに対して、投資額の0.5%相当が「活動応援費」として送られる仕組みになっています。この費用はAthReeboが準備した資金から、一般社団法人スポーツインフィニティを通して支給されるため、投資家の元本や運用益には影響しません。また、個人からの直接的な寄付ではないため、税制上の寄付控除の対象外となります。

応援対象アスリート7名のプロフィール紹介

このファンドで応援できるのは、2024年開催の「AthTAG GENKIDAMA AWARD」で注目を集めたファイナリスト7名。それぞれが国内外での活躍を目指す、個性豊かな若手アスリートたちです。

1. 井上 鷹(いのうえ たか)選手/サーフィン
2000年生まれ・宮崎県出身。SUP・ロング・ショートの三種を操る「三刀流サーファー」。SUPサーフィンではワールドタイトルも獲得。

2. 塚原 悠翔(つかはら はると)選手/スノーボード(クロス)
2003年生まれ・富山県出身。FISワールドカップ初出場。2026年ミラノ五輪を目指して活動中。

3. 藤田 炎村(ふじた えんそん)選手/ボクシング
1994年生まれ・愛知県出身。元サラリーマンボクサーで、第45代日本スーパーライト級王者。世界チャンピオンを目指す。

4. 井戸 志春(いど しはる)選手/アルペンスキー
2010年生まれ・神奈川県出身。ジュニアオリンピック準優勝の実績を持ち、将来はワールドカップ制覇を目指す中学生アスリート。

5. 佐々木 琢磨(ささき たくま)選手/デフ陸上競技(短距離)
1993年生まれ・青森県出身。聴覚障害を持つ中で2022年デフリンピック金メダリスト。次回大会では世界新記録を狙う。

6. 吉田 弘道(よしだ ひろみち)選手/陸上競技(走り幅跳び)
1999年生まれ・兵庫県出身。日本歴代3位の記録保持者。2025年世界陸上、2028年ロサンゼルス五輪での金メダルを目指す。

7. 東 莉央(あずま りお)選手/フェンシング
1998年生まれ・和歌山県出身。東京五輪女子フルーレ団体6位。姉はパリ五輪銅メダリストの東晟良選手。2028年ロサンゼルス五輪を見据える。

ファンド詳細ページでは、各選手の紹介動画や想いを知ることができ、自分の信じる未来を託す選手を選ぶ楽しみもあります。

スポーツ×金融の新しいカタチ

スポーツ支援は、これまでスポンサーシップやクラウドファンディングなどが主流でしたが、「AthTAG GENKIDAMA AWARD アフターピッチファンド」は、投資という形を通じてアスリートを応援できる新たなモデルです。

個人投資家にとっては、運用益を得ながら、次世代のトップアスリートの成長を後押しできるという意義のある参加が可能になります。将来的には、スポーツだけでなく、文化や教育など他の分野でも同様のモデルが広がる可能性も感じさせます。

まとめ:応援と資産運用を両立させる一歩

このファンドは、単なる金融商品としての魅力だけでなく、「誰かの夢を支援する」という社会的意義を内包したプロジェクトです。将来の五輪メダリストや世界王者となるかもしれない若きアスリートの背中を、投資という形でそっと押すことができるのです。

ファンドの詳細や投資手続きは、2025年4月15日15:30より公開されるファンドページをチェックしてみてください。新しい投資の形に、あなたも参加してみませんか?

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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としており、グローバルマクロの視点から幅広いアセットクラスをカバーしているが、特に日本株投資に注力をしており、独自の切り口でレポートを行う。 趣味のグルメ旅行と情報収集を兼ねた企業訪問により全国を移動しながらグルメ情報にも精通している。
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