「楽天MT4CFD」に23銘柄、「楽天CFD」には22銘柄が新たに追加

「楽天MT4CFD」に23銘柄、「楽天CFD」には22銘柄が新たに追加
ライター:関野 良和

楽天証券、CFD取引の取扱銘柄を大幅拡充!

日経平均、米国株、商品CFDまで幅広く対応

楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治)は、2025年3月31日(月)より、同社が提供するCFD(差金決済取引)サービス「楽天MT4CFD」と「楽天CFD」の取扱銘柄を大幅に拡充すると発表しました。

「楽天MT4CFD」には23銘柄、「楽天CFD」には22銘柄が新たに追加され、それぞれの取扱銘柄は計40銘柄、計100銘柄へと増加します。これにより、投資家はより多様な資産を対象としたCFD取引が可能になり、日経平均株価指数や米国株の個別銘柄、金・天然ガスなどの商品(コモディティ)CFDまで、幅広い市場へアクセスできるようになります。

取扱銘柄の拡充内容

今回の銘柄追加により、「楽天MT4CFD」では主に指数CFD商品CFDの取扱いが強化され、「楽天CFD」では米国株式の個別銘柄が拡充されます。

「楽天MT4CFD」追加銘柄(計23銘柄)

  • 指数CFD(10銘柄)
    • 日経平均株価指数「日本225」
    • その他、主要な世界の株価指数を対象としたCFD
  • 商品CFD(13銘柄)
    • 金、天然ガス、原油など、主要な商品CFD

「楽天CFD」追加銘柄(計22銘柄)

  • 米国株の個別銘柄(例)
    • ウォルト・ディズニー
    • コカ・コーラ
    • マイクロストラテジー
    • ブロードコム
    • その他、楽天証券の顧客に人気の米国株

今回の追加により、CFD取引を通じて、多様な市場や資産への投資が可能になり、個人投資家にとってさらなる選択肢が提供されることになります。

「楽天MT4CFD」と「楽天CFD」の特徴

楽天証券は、CFD取引を通じてレバレッジを活用した取引機会を提供しており、それぞれ異なる取引スタイルに適したサービスを展開しています。

楽天MT4CFDの特徴

  1. 世界的に人気のトレーディングツール「MT4(MetaTrader4)」を採用
    • 高度なチャート分析機能を備えたプラットフォーム
    • 自動売買プログラム「エキスパートアドバイザー(EA)」によるシステムトレードが可能
  2. 取扱銘柄数40銘柄、手数料0円で取引可能
    • 国内外の主要指数先物
    • 金や原油などの商品先物CFD
  3. パソコン・スマートフォン対応で柔軟な取引が可能
    • MT4プラットフォームを利用し、自由度の高いトレードが可能

楽天CFDの特徴

  1. 楽天証券の「iSPEED®」「MARKETSPEED II®」で取引可能
    • 国内株式と同じ操作感で米国株のCFD取引ができる
  2. 「CFDマスター口座」で証拠金管理が簡単
    • 証拠金を自動的に振替える仕組みにより、スムーズな資金管理が可能
  3. 取扱銘柄数100銘柄、取引手数料0円
    • 米国の人気個別銘柄を多数取り扱い

楽天証券のCFDサービス拡充の狙い

楽天証券は、2021年1月に「楽天MT4CFD」、2023年1月に「楽天CFD」の提供を開始し、個人投資家向けにレバレッジを活用したCFD取引の機会を提供してきました。今回の銘柄拡充は、投資家の多様なニーズに応えることを目的としており、特に以下のような点がポイントです。

  1. 幅広い投資対象の提供
    • 株式指数、個別株、商品(コモディティ)まで、さまざまな資産に投資可能
  2. 少額投資への対応
    • 必要証拠金が千円台の銘柄も多く、少額資金からレバレッジを活かした投資ができる
  3. 利便性の向上
    • スマートフォンやPCでの取引環境が整っており、場所を選ばずに取引が可能

楽天証券は「資産づくりの伴走者」として、今後も顧客の投資活動・資産形成を支援していくとしています。

まとめ

楽天証券は、2025年3月31日より、CFD取引サービス「楽天MT4CFD」と「楽天CFD」の取扱銘柄を大幅に拡充します。「楽天MT4CFD」では指数や商品CFDを中心に23銘柄を追加し、「楽天CFD」では米国株の個別銘柄を中心に22銘柄を追加。これにより、それぞれの取扱銘柄は40銘柄、100銘柄へと増加します。

これにより、個人投資家はより幅広い市場にアクセスできるようになり、投資の選択肢が大幅に広がります。楽天証券は今後も利便性の高い取引環境を整え、さらなる顧客基盤の拡大を目指していく方針です。

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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としており、グローバルマクロの視点から幅広いアセットクラスをカバーしているが、特に日本株投資に注力をしており、独自の切り口でレポートを行う。 趣味のグルメ旅行と情報収集を兼ねた企業訪問により全国を移動しながらグルメ情報にも精通している。
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