マイシュアランスがスマホ保険のプロプランを販売開始、修理費用などを20万円まで補償

マイシュアランスがスマホ保険のプロプランを販売開始、修理費用などを20万円まで補償
ライター:関野 良和

高額スマホに対応!最大20万円補償の「プロプラン」で高額端末ユーザーのニーズに対応

損害保険ジャパン株式会社の子会社であるMysurance株式会社は、スマホ保険の新プラン「プロプラン」の提供を開始しました。このプランでは、1事故あたり最大20万円まで補償され、端末価格が10万円を超える高額スマートフォンの修理費用などをカバーします。従来の10万円の補償額では不安を感じるユーザーの声に応える形で開発され、特に高額端末の普及や長期間の使用が一般化している現状を背景に、より安心してスマートフォンを利用できる環境が整備されました。

スマホ保険のプロプランについて

「プロプラン」は、1事故あたり最大20万円、保険期間通算最大40万円まで補償。
水濡れや故障、盗難・紛失まで幅広い補償内容を提供。
既存プランとは異なり、修理代金が20万円以内であれば自己負担額は0円。
学生向けのプランも対象で、SNSトラブル時の弁護士相談サービスも無料で利用可能。

スマホ保険のプロプランを開発した背景

スマートフォンの性能向上や円安の影響により、端末価格が年々上昇しています。最新のiPhone15 Pro Maxでは20万円を超える価格もあり、家計に与える負担が大きくなっています。このような背景から、保険金額が10万円では不安というユーザーの声が増えており、Mysuranceは高額端末にも対応できる「プロプラン」を開発したとしています。

「プロプラン」は、スマホ保険の従来プランと同様に、幅広い補償内容を維持しつつ、1事故あたりの補償金額を20万円まで引き上げています。保険料は月額790円と比較的リーズナブルでありながら、高額端末を所有するユーザーに安心感を提供します。さらに、学生向けのプランも同様にプロプランの適用が可能で、SNSトラブルに対する弁護士相談サービスも無料で提供されています。

スマホ保険 プロプランのメリット

高額端末への安心感: 20万円まで補償されることで、iPhoneや最新のスマートフォンを安心して使用できる。
自己負担0円: 修理費用が20万円以内であれば自己負担額がかからないため、ユーザーにとって経済的負担が軽減される。
幅広い補償内容: 水濡れや破損、盗難などに対応しており、多様なリスクに備えられる。

スマホ保険 プロプランのデメリット

保険料の上昇: 高額端末向けの補償内容が充実する一方で、月額790円の保険料は従来プランより高くなっている。
保険の複雑化: プランの選択肢が増えることで、ユーザーが自分に最適なプランを選ぶのが難しくなる可能性がある。
一部ユーザーには過剰: 高額端末を所有していないユーザーには、20万円の補償が不要と感じる場合もある。

長期間同じ端末を使用するニーズに対応

スマートフォンの高額化に伴い、補償額を引き上げた保険商品の提供は、ユーザーにとって大きな安心材料となります。特に、最新機種を頻繁に買い替えるよりも、長期間同じ端末を使用するユーザーが増えている現状を踏まえれば、今回の「プロプラン」の導入は時流に合った対応と言えるでしょう。ただし、保険料の上昇やプラン選択の複雑化がユーザーの混乱を招く可能性もあり、Mysuranceが今後、ユーザー教育やサポートを充実させることが求められます。

私自身もスマートフォンを使用していて、落下による画面破損の経験があります。当時は修理費用が高額で、買い替えを検討しましたが、費用を抑えるために修理を選択しました。今回のプロプランのような補償があれば、経済的な不安が軽減され、より安心してスマートフォンを使い続けることができたと思います。

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執筆者のプロフィール
関野 良和
大手国内生命保険会社や保険マーケティングに精通し、保険専門のライターとして多メディアで掲載実績がある。監修業務にも携わっており、独立後101LIFEのメディア運営者として抜擢された。 金融系コンテンツの執筆も得意としている。 港区を中心にグルメ情報にも精通しており、独自の切り口でレポートを行う。
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