ペットメディカルサポートの保険についてのリリース/2021年9月度 高額保険金お支払い事例「犬の腸管腫瘍に43万円」:ペット保険「PS保険」調べ

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ライター:101LIFE 編集部

ペットメディカルサポートの保険についてのリリース/2021年9月度 高額保険金お支払い事例「犬の腸管腫瘍に43万円」:ペット保険「PS保険」調べ

ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が、2021年9月にお支払いしました高額保険金事例についてお知らせします。
また、その中から「犬の腸管腫瘍」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
■2021年9月度 月間高額保険金お支払い事例
2021年9月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。

事例 種類 病気・ケガの種類 お支払い金額
1 大型犬 嘔吐、外耳炎、肺炎 ¥658,600
2 中型犬 右肺葉捻転、乳び胸 ¥441,400
3 大型犬 腸管腫瘍 ¥430,000
4 小型犬 僧帽弁閉鎖不全症・肺水腫、急性胃拡張、急性脳障害 ¥425,200
5 大型犬 前十字靭帯断裂、外耳炎 ¥420,000

※お支払い金額は1回の請求ベースで掲載しています。
※個別の契約に関してはお答えいたしかねます。個人が特定できない範囲で情報を掲載しています。
※2021年9月1日~2021年9月30日に保険金支払手続きを行った事案について掲載しています。

一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

■平均的な保険金お支払い事例
保険金のお支払いは、上記のように高額なものに限りません。次に、平均的なお支払い事例としてペットの膀胱炎、歯根膿瘍の診療をご紹介します。

膀胱炎、歯根膿瘍の事例

事例 種類 病気・ケガの種類 お支払い金額
1 小型犬 膀胱炎、歯根膿瘍 ¥39,200

■高額診療「犬の腸管腫瘍」を獣医師が解説
2021年9月度の高額保険金お支払い事例で取り上げた「犬の腸管腫瘍」の診療内容について、当サービス『獣医師ダイヤル』を担当されています「電話どうぶつ病院Anicli24」院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。

腸管腫瘍とは、どんな病気なのか
犬でよく見られる腸管腫瘍には、腺癌、リンパ腫、平滑筋肉腫、平滑筋腫などがあり、一般的に高齢での発症が多く知られています。
腸管腫瘍の症状や予後は、腫瘍の種類以外にも、腫瘍ができた場所や、腫瘍により腸管内の通過障害があるか、腫瘍部から腸管に穴が開いているか、転移があるか、などによって異なります。良性でも、軟便、血便、便秘、食欲不振、嘔吐などの症状が起こる場合があります。

事例の犬の腸管腫瘍の通院日数、入院日数、手術回数について

種別 大型犬
傷病名 腸管腫瘍
通院日数 12日
入院日数 14日
手術回数 0回

※上記の数値は、PS保険加入者さまから請求されたものであり、ペットメディカルサポートが補償する範囲を示すものではありません。また、平均や水準を示すものでもありません。

犬の腸管腫瘍の診療内容
※下記の診療内容は、犬の腸管腫瘍の一般的な診療内容についての記述になり、PS保険にご請求いただいた事案の診療内容とは異なります。

検査
・問診、視診
飼い主さんに症状が始まった時期やきっかけ、日常生活での様子、既往歴の有無、薬の投与歴などの問診を行います。

・触診
腫瘍の場所や大きさによっては、腹部の触診で腫瘍を確認できる場合もあります。

・血液検査
採血をして、全身状態を確認します。

・画像検査
レントゲン検査や超音波検査により、腫瘍を確認します。レントゲン検査の際に造影剤を使用する場合もあります。また、腸全体を十分に確認するためにCT検査を行うこともあります。

・内視鏡検査、病理検査
内視鏡が届く場所の腫瘍に対しては、内視鏡で組織を採取し、顕微鏡で確認できます。それにより、腫れの原因を鑑別します。

・試験開腹
内視鏡が届かず、また腹壁から針も届かない場所にある腫瘍では、病理のために試験開腹が必要になる場合もあります。術前検査として血液検査や胸のレントゲン検査を行います。

治療法
悪性度の度合によっても異なりますが、リンパ腫は抗がん剤の効果が期待できます。
リンパ腫以外の腫瘍では、基本的に外科治療が選択されます。外科治療では、術前検査として血液検査や胸のレントゲン検査を行います。

予後
リンパ腫で、悪性度があまり高くなく、抗がん剤の効果が十分にあった場合は寛解(かんかい:がん化したリンパ球が消失し、見つからなくなること)する可能性があります。また、リンパ腫以外の腫瘍でも悪性度が低く、手術で完全に切除できた場合、予後は期待できます。

まとめ
犬の腸管腫瘍は、消化器症状を起こす場合が多いため、日ごろから便の様子を観察しておくと早期発見が期待できます。
また、良性であっても、重い症状が出る場合や悪性化するおそれがあるため、しばしば手術が選択されます。悪性の場合は、治療後も楽観視はできませんが、適切な治療を受ければ、一緒に暮らす時間を増やせるでしょう。

【会社概要】
商号   : ペットメディカルサポート株式会社
代表者  : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地  : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金  : 3億3,275万円(2021年3月時点)
URL   : https://pshoken.co.jp/

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